竹と話す人 高見八州洋
竹の聲を聴く館「竹聲館」の高見さんは、竹のことを話しだすとすごくうれしそうなんです。芸術はどこか人里はずれて孤高の極北をめざすみたいな気概がありますが、高見さんにとってそれは自然によりそうなかで育むものであり、時には自然のもつ理不尽さにもひるまずに対峙する人の営みそのもののようで、人への思いやりや優しさがおのずとあふれないわけがなく、作品には厳しさとあたたかさが同居することになります。つくりすぎず、野暮にならず、雑にならず、洗練されすぎず、そして未熟でないモノ。高見さんの作品は一言でいうとかっこいいのです。
宮崎 美々津の耳川で採取された石ころ×竹工芸家の創作意欲=このペーパーウエイト。
竹かごのなかで育つ石。手のひらに伝わってくる石の鼓動、竹の強さとぬくもり。
無機質と有機質。宇宙。勇気。
素材:鳳尾竹、石
サイズ:約8×5.5×5cm(高さ)
重さ:ずっしり(只今計測準備中)
作り手:竹工芸家 高見八州洋
*実際の商品の色は画面の色と多少異なりますので、あらかじめご了承ください。
*商品名はバザル生活道具店が作品を手にして抱いたイメージを表現したものですので、作者の制作意図を示すものではありません。